大切にしたいこと – あめつち保育園

大切にしたいこと

ひとりの人としての子ども

  • 子どもも大人も互いの気持ちを考えながら一緒に暮らしをつくっていきます。
  • 誰もが自分の気持ちを安心して表現し、受け止めてもらう経験を積んでいきます。
  • 子どもと大人の関係性ではあるけれど、まずは人間ひとりとひとりの関係性です。
  • 人は自ら選ぶ権利があります。小さな赤ちゃんも自分で選ぶことができます。全てが子どもの思い通りという意味ではありません。保育者はその姿を見守り、必要に応じて導いていきます。

思う存分遊ぶ

  • 保育園の目の前には竹林が広がり、保育園から坂道をくだると須磨浦公園、もう少し進むと須磨浦の海、保育園から西に少し歩くと須磨浦山上遊園につながる森があります。季節の自然に触れ、全身で自然を感じます。草木や花、虫に出会い、土や泥に触れ、太陽や雨のにおいを感じます。「汚れるから水たまりに入らないよ。」の一言で子どもからたくさんの出会いを奪わないことが大切です。
  • 遊びはつながり、深まり、広がり、続いていきます。一度止まったように見える遊びも、私たちに見えないだけで静かに続いています。保育者だけの意図で遊びを広げたり、「この遊びはもうおしまいになったんだな。」と決めるのではなく、子どもが自分たちで決めていきます。まだ遊びたい、後で遊びの続きをしたい、明日もまた同じことができるかな、そのような思いに丁寧に寄り添っていきます。
  • 子どもが選んだありのままの過ごし方を見守ります。ちょっと寝転んで天井や空を見上げてほっとする時間もその子にとって大切な遊びの時間として見守ります。
  • 美しい音、色、手触り、雰囲気。不思議な感覚。面白いのかもと心が躍る。安心できる場所でたくさんの遊びに出会います。なんだか奇妙だな、ちょっと怖いな、そのような気持ちを感じることができることも遊びの楽しさの一つです。
海を全身で感じる
海を全身で感じる

暮らしとしての保育園

  • 暮らしとは「日々を過ごしていくこと。」「生活をしていくこと。」です。
  • 保育園生活といえば、遊ぶ、食べる、お昼寝をする、着替えるなどの時間が想像できます。ここに「生活を送るために掃除をする、食材に触れ、調理する」「食べたものを片づける」「汚れた服を洗濯し、干して乾いたらたたむ」などを加えたものが私たちの考える「暮らし」になります。
    子どもから全く見えないところでそれらが行われるわけではなく、子どもにとって特別なお手伝いでもなく、日々の生活の中に当たり前のように存在すればよいなと思っています。
  • お昼寝前にどの子も必ずお着替えをするというルーティンではなく、汚れたから着替える、心地よく寝たいと思うので着替える、暮らしの一つひとつのことに意味があると考えて生活リズムをつくっていきたいと思っています。人にとって毎日の繰り返しの生活リズムは大切です。毎日同じ時間に同じことをすることが安心感につながっていきます。
  • 食卓をみんなで囲み、居心地よい空間で食事をします。ご飯を作っている傍でお子様が遊んでいたり、時々一緒にご飯やおやつを作ったり…保育園でもそのような当たり前の時間を過ごしたいと思っています。
  • 私たちなりの丁寧な暮らしを送ります。靴をそろえる、布を丁寧にたたむ、玩具などを大切に扱う、子どもにそのようにさせるという考え方ではなく、保育者が見本となり丁寧な所作をこころがけます。
  • 暮らしの大前提として安心して過ごすことができる場所であることを大切にします。
自分で握ったおにぎりを持ってお散歩へ
自分で握ったおにぎりを持ってお散歩へ

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